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新規開業の先生へ

独立開業にあたっては、ステージに合わせ次の保障を準備しておくことが大切です。

開業までの流れ

1.融資実行

クリニック経営を陰ながら支える為に

事業保障融資(借入金)・運転資金に対する保障

開業時には当初の運転資金を準備する必要があり、多くのクリニック様が銀行等から融資を受けます。
経営者に万が一の事があった場合、金融機関・患者様・スタッフ等に不安を与える事がないよう、事業保障対策資金を準備する必要があります。

融資に団体信用生命保険(団信)がセットされているか契約書等でご確認ください。

セットされている
保障されているのは、融資部分のみなので別途運転資金分(家賃、人件費、リース料等)を生命保険等で準備する必要があります。
セットされていない
別途生命保険等でカバーする必要があります。

ノンバンク系からの融資がある場合、団信は付帯できないので、融資部分をカバーする保障が必要になります。
融資の特性や形にあった保障を準備する必要があります。団信で保障される上限は1億円までです。
勤務医時代に加入した生命保険では十分な対策が取れない場合がありますので、必ず見直しを行って下さい。
融資がない(もしくは少額)場合は運転資金部分の保障を考える必要があります。

2.医師会への入会

患者様から安心・信頼いただけるクリニックになる為に

患者様への保障医療・施設内での事故に対する補償

勤務医から開業医(経営者)になる事により医師個人の賠償だけでなく、クリニック全体の事故に対する賠償責任が生じます。

医師会に加入される・されない。

加入する
開業医用の保険に、該当地域の医師会で変更手続をしてください。
必ず施設賠償特約を付帯してください。
医師賠償保険は免責100万円となります。
加入しない
通常の医師賠償保険+施設賠償特約に加入する必要があります。

地域の医師会によっては変更手続きが自動的に行われない場合もあります。
勤務医・看護師等がいる場合は各特約の付帯が必要になります。

3.物件の引き渡し

クリニックの事故No.1は破損・汚損事故

物件の保障医療機器・内装・備品に対する補償

テナント開業の場合

内装工事が終わると物件の引渡しが行われ、 医療機械等が導入されます。その時点から設備什器等に対しての責任が発生します。

賃貸借契約の際に火災保険に加入しているか、ご確認ください。

加入している
保障金額・保障内容が十分であるかご確認ください。
加入していない
別途火災保険でカバーする必要があります。

戸建て開業の場合

建物の建設工事が終わると物件の引渡しが行われ、その時点から建物・設備什器に対して の責任が発生します。

融資の際に火災保険の加入があるかご確認ください。

加入している
建物・設備什器の両方の保障がついているかご確認ください。
加入していない
別途火災保険でカバーする必要があります。

内装代、医療機械、器具備品、プラスアルファの金額を設定してください。
リース物件は除いてください。(一般的にリース会社が保険に加入しています。)

4.固定費の支払開始

経営者のリスク対策

就業不能保障休業に対する補償・介護や三大疾病に対する保障

家貸・借入金の返済・従業員の給与の支払い等が発生すると、クリニックを休業しても固定費の負担は変わりません。休業とは、クリニックが事故で使えない場合と先生のご病気やおケガにより診療出来ない場合があります。

1ヶ月あたりの固定費を計算してください。

借入金の返済(元金+利息)、テナントの家賃、医療機器のリース料、従業貝の給与、生活費等をカバーする保険が必要になります。

先生が診療できず休業する場合
所得補償保険・生前給付型の生命保険でカバーする必要があります。
クリニックが事故(自然災害等)で休業する場合
火災保険に休業損害をつけてカバーする必要があります。

経営者が療養の為、長期不在となる影響に対して十分に準備する必要があります。
万が一、事業を清算しなければならない場合の事も考える必要があります。(テナント物件の場合は現状復帰費用等がかかります。)

開業

お客様の声

  • たくさん決めることがある中で専門家として最適な提案をいただきました

    40代 整形外科クリニック

     開業するにあたって検討することがたくさんある中で、備えるべき保障のことや資金繰りのことをワンストップでご提案いただき、限られた時間の中で安心して開業の準備をすることができました。施設内での事故の補償や休業補償など見落としがちな点も誠実にご提案いただきとても助かりました。今後は資金繰りをどう改善していくかなど信頼できる相談役としてお願いして良かったと思っています。

  • メリットだけでなく、デメリットも提示していただき好感が持てました

    50代 内科クリニック

     開業するにあたり出来るだけ支出を抑えたいと考えていたので、生命保険や損害保険の部分は最小限にしようと思っていました。提案の際に細かい特約の部分や自分では気付かなかったリスクを提示していただき、その上で保険を付けた場合と付けなかった場合の比較や賠償費用のお話をうかがい、安心して開業に至りました。今後もステージごとに様々なリスクへの保障や準備をしていかなくてはならないので、トータルコディネートいただける点が大変助かります。

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